デーツはスーパーフードとして注目されることもありますが、カロリーが高かったり価格が高かったりと、日常生活に取り入れるにはためらう方もいるのではないでしょうか。

「ほかのドライフルーツでいいか」と諦めてしまう前に、デーツを朝食に食べ続けて1か月が経った私の感想をぜひ聞いてほしい!という思いでこの記事を書きました。

 

私の以前の健康状態とデーツ生活を始めて1か月経った時点の状態だけでなく、デーツに含まれる栄養成分やおすすめの食べ方なども参考にしてください。

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デーツの効果は?1か月食べ続けて感じること

さっそく私の健康状態の変化について、ビフォーアフターをご紹介します。

ちなみに私はライターなので基本的にデスクワークで、仕事ではパソコン、休憩中にはスマホと、目を酷使しているタイプの人間です。

デーツを食べる前の健康状態

  • ドライアイ
  • 目の奥が常に重い感じ
  • まぶたがピクピク痙攣しやすい
  • 気圧が低い日や雨・曇りの日は頭痛や体のだるさがある
  • 貧血気味で立ちくらみがたまにある
  • 全身が疲れやすくだるい感じ
  • 動きたくない
  • 何もしたくない
  • 最低限の仕事をしたらスマホやネットフリックスを見てゴロゴロ
  • 眠くなったら昼寝。寝たら2時間くらいは起きない
  • 朝起きられない。布団の中で目が覚めているが、起き上がるのは毎朝9時以降

 

…書いてみるとなんて生産性のない過ごし方をしていたのか突き付けられますね(笑)

もちろん、仕事は時間内でできる限りクオリティの高いものを納品し、一緒に住んでいる両親や離れて暮らす祖母ともうまくコミュニケーションを取り、週末には友人と会うなど、充実した時間もありました。

 

ですが、家にいて特に予定がない日には上記のとおり。

「目が疲れやすい」のはスマホを見る時間を減らせばいい。

原因はわかっているけどやめられないという状態ですね。

デーツを食べ始めて1か月経った健康状態

  • 目の乾燥、疲れ、まぶたの痙攣がまったくない
  • 以前より疲れにくい体になった
  • 立ちくらみが1か月間で1度もない
  • 外に出て動きたいと感じるように
  • 仕事が終わっても頭がシャキッとしていて、ブログ記事執筆や今後のキャリアを考えるなど色々と作業が進む
  • 昼寝をしなくなった。たまに昼寝しても10分ほどで起きられる
  • 毎朝5時に起きる習慣を続けており、寝起きもスッキリ
  • 天気が悪い日でも頭痛がなくなった。体がだるいときもあるが以前よりも随分マシに

 

「病院に行ったり薬を飲んだりするほどでもないけどなんとなく不調」という症状が、この1か月でほとんど良くなりました!

特にまぶたの痙攣は、うっとおしくて気になっていたので本当に嬉しいです。

集中力を1日中発揮できるようになり、仕事以外の大切なことにも取り組めるようになりました。

デーツとは?栄養成分や効能・効果

ここまで読んで、「それって本当にデーツの効果なの?」と思った方もいるのではないでしょうか。

実際に、この1か月はデーツを食べるほかにも色々と試していたので、私もデーツによる影響なのか判断が難しいところでした。

ですが、先日デーツの栄養成分や効能を改めて知る機会があり、あれもこれもデーツの効果だったのか!と納得できました。

詳しくお伝えしていきます。

 

そもそもデーツとは、ヤシ科ナツメヤシ属の高木「ナツメヤシ」になる実です。

木の高いについた実は太陽の光で完熟して自然乾燥していくので、天然のドライフルーツなのです。

品種にもよりますが、デーツの味は黒糖に似てコクが深い甘みが特徴で、食感はもっちりねっとりして食べ応えがあります。

ドライフルーツはたくさんありますが、その中でもデーツはトップクラスの栄養素を持つとされ、イスラム教の聖典コーランでは「神の与えた食物」とも呼ばれるスーパーフードです。

デーツが持つ栄養素

デーツの栄養素で特筆すべきなのは、食物繊維・マグネシウム・鉄分・カリウム・カルシウムの5つです。

プルーンの栄養素
  • 食物繊維  …プルーンの1.1倍、ごぼうの1.4倍
  • 鉄分    …プルーンの1.9倍、ほうれん草(葉、ゆで)の2.1倍
  • マグネシウム …プルーンの1.5倍、レーズンの2倍
  • カリウム  …プルーンの1.4倍、バナナの1.8倍
  • カルシウム …プルーンの2倍、キウイの2.3倍

同じくスーパーフードとされるプルーンよりもこんなに栄養価が高いんです。

デーツの効能・効果

食物繊維によって便秘改善や美肌効果、鉄分によって貧血対策に効果が期待できます。

また、マグネシウムやカリウムによってむくみ予防や塩分の摂りすぎを改善する効能もありますよ。

 

さらに、デーツはダイエット中のおやつとしても嬉しい効果が。

デーツの糖はブドウ糖と果糖が主なので、GI値が低く血糖値の上昇を防いでくれます。

ブドウ糖はエネルギー補給の即効性が高いので、脂肪として溜まりにくいのです。

デーツの美味しい食べ方

デーツはそのまま食べても美味しいですし、煮込み料理の隠し味にするとグッとコクを引き出してくれます。

ほかのサイトではチーズやヨーグルトと一緒に食べると紹介されていることも多いのですが、アーユルヴェーダでは冷たいチーズやヨーグルトは消化に重く、おすすめできるドーシャ(タイプ)が限られるため、ここでは紹介していません。

 

どのドーシャの方にもおすすめできるデーツの食べ方をご紹介します。

ただし、もちろん食べ過ぎには注意してくださいね。

デーツとレーズンとアーモンドの朝食レシピ

breakfast

ヴァ―タ優勢の私が毎朝食べている朝食の作り方をご紹介します。

  • デーツ     2粒
  • レーズン  10粒
  • アーモンド     5粒

これらの食材を温かい白湯か白湯を冷ました水に漬け、30分以上浸水させたら出来上がり!

 

ドライフルーツはオイルコーティングされているものや砂糖などで加工されているもの、農薬や化学肥料を使って栽培されているものなどがありますが、おすすめは加工なし、農薬・化学肥料なしのものです。

調べて買うのはなかなか面倒かもしれませんが、美味しさや健康への影響は大きいので、ちょっと検索してみる価値はあると思います。

特にレーズンはブラックレーズンが美味しくておすすめです!

カレーや煮込み料理の隠し味に

curry

カレーの隠し味として刻んだデーツを入れると、コクと甘みが増してさらに美味しくなります!

同様に甘みを加えられるはちみつは、40℃以上に加熱すると栄養成分が失われるということもあり、煮込み料理には向きません。

砂糖以外のもので甘みを出したい場合は、栄養もたっぷり取れるデーツがおすすめです!

デーツを1か月食べ続けた効果は大きかった!栄養素や効能も豊富

デーツを朝食に食べ続けて1か月が経ちましたが、体の不調や思考のモヤモヤがスッキリした感じがしています。

デーツにはさまざまな栄養が豊富に含まれており、健康だけでなく美容やダイエットにも嬉しいスーパーフードです。

美味しい食べ方も参考に、ぜひデーツを毎日の食事に取り入れてみてくださいね。