夏の熱や疲れを秋冬に持ち越さないためのデトックスレシピ「緑豆(りょくとう)ごはん」をご紹介します。

もやしの種・緑豆の自然の甘みとほくほく感が楽しめる炊き込みご飯です。

夏の暑い時期や残暑が厳しいときにも嬉しい栄養がたっぷり摂れますよ♪

緑豆ごはん1

緑豆ごはんの材料(1人分)

  • 乾燥緑豆 20ml
  • バスマティ米(日本米でも同量) 30ml
  • 水 100〜150ml(鍋によって調整)
  • 塩 少々

緑豆ごはんの作り方

  1. 前日の夜に緑豆をよく洗い、たっぷりの水に浸けておく。当日でも3時間ほど浸水させれば大丈夫です
  2. 米を洗い、水を切った緑豆と合わせて30分ほど分量の水に浸ける
  3. 中〜強火にかけ、沸騰したら塩を入れて弱火にして蓋をし、15分炊く
  4. 火を消して15分蒸らして出来上がり!
  5. 上から胡麻をかけても美味しいです

緑豆とは?

緑豆は日本ではもやしに育ててから食べるのが一般的ですが、ベトナム、台湾、インドなどでは豆のままスイーツや料理によく使われています。

 

栄養価が高く、タンパク質、炭水化物、カルシウム、リン、鉄、ビタミンB1、ビタミンE、葉酸などを含む緑豆。

生薬としても使われ、下記のようなたくさんの効能が期待できるんです。

  • 血中脂肪を下げる
  • 利尿作用で血や体を浄化する
  • 体のほてりや熱を取る
  • 炎症を抑える
  • コレステロール値を下げる
  • 抗アレルギー
  • 抗菌
  • 抗癌
  • 食欲増進
  • 肝臓や腎臓の保護

 

夏の間に体に溜まった余分な熱をそのままにしておくと、秋に体がなんだかだるい「秋バテ」の原因に。

さらに冬まで不調が続くこともあるので、夏の疲れや余分な熱は夏の間に、緑豆でスッキリ取りましょう。

 

緑豆は煮炊きするとほくほくになり、少し甘い風味が出てきます。

かたい野菜と一緒に煮ても美味しく仕上がるので、かぼちゃの煮物に入れるのもおすすめ!

黒糖を入れて煮込んだものは台湾の豆花やベトナムのチェーといったスイーツにも使われ、自然の優しい甘みを楽しめます。

緑豆ごはんで夏の疲れをとって秋バテ防止!

さまざまな効能があり、手軽に美味しく楽しめる緑豆。

ぜひ緑豆を使ったレシピを楽しんでみてくださいね!